ぶろくまん3

タメグチは世界を救う! プログレハードポップ系ソロアーティスト、みろく卍游楼 me-rockman-Jeuro によるタメ口ブログ

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海

f:id:rockmanalive:20141103182920j:plain

映画館で鑑賞。

またまたヤマトを映画館で観られる。なんとも嬉しい話だ。2010年キムタク古代の実写版ヤマトも俺的にはとても良かったし、2013年のリブートものテレビアニメシリーズも思いのほか良く出来ていた。そして2014年そのテレビシリーズの総集編を映画化。この流れ、まるで30数年前にタイムスリップしたかのようだ(遠い目)

 

 
 

 

観終わった感想としては、、

 

ムムムム(笑)

、、、26話分を2時間強にまとめるのは至難の技なのは分かっているが、、少々残念な仕上がりになってしまってた。作品全体に漂ってる筈の悲壮感が足りない。人類の弱さが描けていない。、、この原因は明らかで、地球での1話2話を端折ってしまった事にある。地球の軍備ではガミラスには全く歯がたたない絶体絶命な状況下でたった一つの望みとして全人類の運命を託されたった1隻で16万8千光年を旅し、1年以内にコスモリバースシステムを持ち帰らないと人類は滅びる、という基本設定は1話2話での話なのにそこが思い出話として軽く語られてる点だ。これは誠に残念。

さらに付け加えると、根本的にこれは映画の問題ではない(テレビシリーズも同じ)のだが、ガミラス星での本丸決戦がデスラーの乱心ゆえ死闘にならずあっさり終わってしまう事、古代進の兄、古代守の運命を悲哀を変更してしまった点も悲壮感のなさに繋がっていると感じる。ガミラスステレオタイプ悪の枢軸でなくお家の事情が色々ありまんねん、、と描写するのは昨今の流れでそれはそれでいいと思うのだが、、その結果ヤマトがなんか八方美人なヒーローになってしまい、地球とガミラスWin-Winな関係で終わってしまうのは如何なものなのか。やはり勝利者の影には敗者があり彼らの悲惨さを描くほうがメッセージ性はあると思うが。

f:id:rockmanalive:20141103182900j:plain

いよいよ来月12月公開の完全新作『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』。なんでもこれはイスカンダルからの帰り道にガトランティスに急襲を受ける話とか。となると、やはり総集編のエンディングではそこに繋がるくだりが付け加えられて嫌がおうにも次作が楽しみだ!的な終わらせ方するのが定石だし集客の基本だから、と、いよいよ楽しみにしていたエンディングだ、、と、、

あっさり終わった。何も無い(´Д` )、、

本編終了後にちょっとした予告編があるだけだった。 

55点。

 

 

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海 [Blu-ray]

宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海 [Blu-ray]

  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: Blu-ray
 

 

前述した、12月公開の『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』。ガトランティスとの対決のお話だとか、、、これは、これは、、まさか、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のリブートなのか!!?、、、だったら大変なことだが、、まさか、、多分、多分違うな、、なぜなら、、イスカンダルの帰りに「さらば」の話を繋げたら、、、地球は滅びる(笑)

しかも『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』は俺のオールタイム・ベスト、、



簡単にリブートなんかしないで欲しい(笑)

 

 

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマト

  • provided courtesy of iTunes