ぶろくまん3

タメグチは世界を救う! プログレハードポップ系ソロアーティスト、みろく卍游楼 me-rockman-Jeuro によるタメ口ブログ

最強のふたり Intouchables

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Blu-ray鑑賞。
実話に基づくという事なので、何の期待もなく鑑賞。当然映画らしいドンデン返しもあっと驚くオチも全然ない。この手の実話系作品は大抵インパクトが不足していて退屈なものになりがちだという統計が俺の中である、、オチどころかプロット自体もありがちで、どうと言うことない。、、筈なのに、、、

 

感動した(´Д` )

2時間が一瞬で過ぎ去った。ん〜不覚にもウルウルしてしまった、、なるほど前評判に違わず名作だった。さすがフランス人の3人に1人が観た映画。
 
俺はお涙頂戴系の映画は嫌いだ。大方の感動系作品は泣かそう泣かそうと感動シーンに粘着した作り方になっていてそれが見え見えでどうも冷めてしまうのだ。特に邦画はその傾向が顕著で観てられない。俺が考えるに洋画の良い所は、感動シーンだろうがクライマックスシーンだろうが躊躇いなくサクッと表現していてうっかりすると見逃してしまうくらいあっさり流れていくところだと思うのだ。良い作品ならそのような淡々とした表現でも感動シーンは産まれるものだ。それがマイケル・ベイ監督作品やウォシャウスキー兄弟のマトリックス辺りから、魅せどころはスローや繰り返しでここが見所ですよどうですか!さあ感動シーンですよどうですか!と粘着し始めたのは誠に残念極まりない。挑戦的に言うと作り手の自信の無さの表れだ、、、推測だがこの手の粘着表現法は日本のアニメの影響のように思う。俺にとっては悲しいトレンドだ。
 
話は逸れたが要するにこの『最強のふたり』にはそんなこれ見よがしなシーンは一切ない。ま、記録映画じゃないのでもちろんそれなりに良いアングルや良い間の取り方はしている、が全て自然でいやらしさが無い、演出がストーリーの邪魔をしてないので素直に映画の中に入り込むことができる。ちなみに俺は日本語吹替えで観た。フランス語が全くわからんので字幕の面白さが半減するのと、、フランス語は眠くなる危険がある(謎)
 
というわけで何はともあれ、俺は朝から、、

アース・ウインド&ファイヤーを聴きまくっている(笑)  

Boogie Wonderland

Boogie Wonderland

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 95点。